回復期リハビリテーション病棟について

回復期リハビリテーション病棟入院料2 看護職員(13:1)  看護補助者(30:1)

平成20年7月より、回復期リハビリテーション病棟を開設し、365日リハビリテーションを提供しています。

また、平成26年11月より回復期リハビリテーション病棟入院科(I)を取得し、平成27年4月からは、専従社会福祉士と専従医師を配置し、体制強化加算を算定しています。

現在は平成30年4月の診療報酬改定による算定要件変更により、回復期リハビリテーション病棟入院料1から2に変更しております

当病棟では、入院当日からリハビリテーションを開始し、退院までの毎日、患者さんの状態にあわせて1日に合計2~3時間のリハビリテーションを実施しています。

患者さん・ご家族を主体とし、医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、相談員(医療ソーシャルワーカー)、薬剤師、管理栄養士が共同で目標を設定し、退院に向け援助しております。

入院当初に担当スタッフで病棟カンファレンスを行い、後2週間毎にミニカンファレンスを行っています。そして、患者さんの機能回復の状態に合わせて、リハビリテーションで獲得した機能を病棟生活や実生活へすぐに、応用できるようチーム全体で支援いたします。

対象疾患

疾患 入院期間(最大)
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、
脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、
腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を
要する状態
150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、
重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は
ニ肢以上の多発骨折の発症又は手術後の状態
90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により
廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、
筋又は靭帯損傷後の状態
60日
股関節又は膝関節の置換術後の状態 90日

チームアプローチ

現状・目標シートを患者さん一人ひとりに作成し、統一した目標に向けてチームでアプローチしていきます。カンファレンスを2週間に1回行い、スタッフ同士密にコミュニケーションをとり、共通したケアを提供します。また、病棟スタッフとリハビリテーションスタッフ合同で勉強会を行い、よりよいサービスを提供できるようにお互いに技術の研鑽を行っています。

日常生活動作への介入

日頃の練習で得た成果を実際の生活場面で活用して頂けるように、入院生活中の食事やトイレ、入浴などの時間に、リハビリスタッフが積極的に関わり、「できる動作」と「している動作」の差が少なくなるように介入しています。

認知面への関わり

身体機能の回復だけでなく、認知面の低下のある患者さん(高次脳機能障害や認知症など)一人ひとりに合わせて個別に馴染みのある作業(手芸や園芸)や、集団活動(お料理会・スポーツ大会等)に参加して頂くなかで、機能の改善に努めています。また、よりよい関わり方をご家族と一緒に検討し、提案させて頂きます。

余暇を意識した取り組み

園芸やお料理会、音楽会、スポーツ大会などを行い、参加して頂いています。余暇を意識した活動を通して、退院後の生活の質を向上することを目的にしいます。

退院支援

退院後も安心してご自宅で生活して頂くために、必要に応じて家屋訪問を実施しています。実際にご自宅に伺い、住環境の調整や日常生活動作の動作方法の提案・指導などを行っています。

入院から退院までの流れ

一日の流れ

  • 着替え:更衣が可能な方には、起床後は日中着に、就寝時は寝衣に着替えていただきます。
  • 排泄介助:時間毎に(9:00、12:30、15:30、19:00、23:00、4:30)順番に援助致します。
  • 入浴:週2回入浴日があります。曜日・時間帯は様々ですので、ご確認ください。