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2008年4月2日(水曜日)「ABCテレビ
ニュースゆう(放送局 朝日放送株式会社)」におきまして、奈良東病院グループにおける外国人研修生の受け入れている状況を特集として、約10分放映されました。
私どもグループでは、今後訪れようとする少子高齢化の影響からくる人材不足と自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)批准を見据えた先駆的な取り組みとして、2006年7月16日より日本語学校に留学しながら、専門職(看護師)としての知識があるフィリピン人の方を医療福祉現場での研修生として受け入れました。今回の放映では、その研修生のみなさんがフィリピンから来日され、「日本語学校への通学、学習の様子」「私どもグループでの研修の様子」「フィリピンにおられる子どもへの思い」「他国で働く夫への思い」「日本での生活の様子」など集約し、放映していただいたのではないかと考えております。また、日本における医療福祉機関において、外国人労働者を受け入れていくには何が課題なのか?ということも放映内容より捉えることができたのではないかと考えております。
日本においては、小泉首相が2006年9月9日にもフィリピンを訪ね、アロヨ大統領と自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)を締結するという報道が流れてから1年半以上経過しております。本来であれば、自由貿易協定(FTA:Free
Trade Agreement)が批准され、フィリピン人看護師または介護士の入国が始まっている予定でした。しかし、未だに批准されていないのが現状です。やはり、今まで閉ざされてきた医療・福祉機関で外国人の方が働く環境を作り上げていく難しさ、そして、何より外交関係の難しさをほんとうに実感しております。
フィリピンは出稼ぎ経済で成り立っているとされております(フィリピン国民総生産のうち出稼ぎ労働者が占める割合は1割以上 ※資料:社会実情データ図録,インターネット)。その結果、看護師の国外流出で、フィリピン国内の病院が閉鎖されたところもあると聞いております。海外からの専門職受け入れは、世界的規模で様々な問題を惹起しかねません。車を輸出するから、その見返りとして専門職を、というだけの問題ではありません。人の移動の背景にある個人が生きてきた環境が重要であると考えております。日本がこれから本格的に専門職を受け入れていくためには、何が重要となるかということも合わせて検証していかなければなりません。
奈良東病院グループ
医療法人健和会 介護老人保健施設ならふくじゅ荘
事務長 岡田智幸
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